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人の前で演奏するには…

発表会やコンサートの前には、練習すること。
その練習も、より効果的に、能率的にすることが求められるのは、今さら言うまでもないことですが…。


それとは別に、全くピアノのことが分からない夫からのアドバイスで、なるほどと思ったことがいくつかありました。

一つは、「自分の弾く曲について、その曲を何も知らない人に言葉で語れるか?」ということ。

音楽で伝えようとしてピアノを弾いているのだから、まずは聴いてよー、と思ったものですが、実際に話そうとすると難しい…。

わかりやすく語ることが出来ないのです。

でも深く理解している曲ならば、いろいろな切り口でその曲を語ることが出来るはずです。
作曲家、その曲が出来たいきさつ、時代背景、音楽の形式、テクニックの説明、自分の想い、等など。

語れるかどうかは、その曲に対する理解度のバロメーターでもあったようで…。
バラードなど、確かにどれだけのストーリーをイマジネーションできるかで、曲の表現は変わってくることでしょう。

いずれにせよ、どの曲も準備が不十分であることを、別の角度から反省させられました。


もう一点は、「良い演奏をめざすな!」という点。

えーっ、って感じですが、ポリーニやアルゲリッチのような演奏をめざしているわけではないものの(恐れ多いわ)、でも漠然と良い演奏をめざしてしまっていたのですが、そう考え始めるとコンサート前には自信がなくなってくるだけ。

だから「もっと具体的な目標をたてろ。」ってことなんです。

速いパッセージの最も難しいところは、上手くいかなくても、真ん中のスローで美しいところだけは納得のいく音で表現してみよう、とか、エチュードは速く弾いてみよう、少しのミスタッチは気にせずに、というように、目標は細かく具体的に立てるべきだというアドバイス。

練習の時にはこのように具体的な目標でやっているのに、確かに発表前になると、全体的に良い演奏にしようとばかり考えて、自信喪失していました。
今回もまさにその状態。

でも最後に、その具体的な目標がたった一つでも達成できそうなら、「良く頑張った、ここまでやれた。」と自分に言い聞かせて、自信を持って舞台に臨むこと、これが一番大切だそう。

いつでも、「もっと練習するべきだった」とか「ここをもう少し何とか出来なかったのか」などと、否定的なことばかり考えて、演奏前から反省に入ってしまってました。
慢心は禁物ですが、あまりにも自信を失くした状態で舞台に臨んでも、良い結果に結びつくはずがありませんよね。

夫に言われると悔しいですが、確かにと、納得。

今回は前日に初めて、「私はやれるだけのことをやったと思う。」と無理やり心に言い聞かせてみました。
そうしたら、いつもより少しは強い気持ちで演奏出来た気はします。


半世紀も生きてきて、やっとこの程度の悟りに到達できました。
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